ドジャースが球団史上初のWS連覇!――山本由伸がMVPに輝く――大谷翔平と共に魅せた“日本人黄金コンビ”の奇跡

こんにちは。ミサゴパパです。

山本由伸がMVPに輝く――大谷翔平と共に魅せた“日本人黄金コンビ”の奇跡

2025年11月1日(日本時間2日)、トロント・ロジャース・センター。
MLBワールドシリーズ第7戦――。
ロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズとの延長11回に及ぶ死闘を制し、球団史上初のワールドシリーズ連覇を達成しました。

そして、その栄光の中心にいたのは、日本が誇る二人の右腕。
大谷翔平(31)と山本由伸(27)
中3日で先発した大谷の気迫、そして延長戦を締めた山本の神リリーフ。
まさに“日本人黄金コンビ”が導いた世界一でした。


大谷翔平、中3日の魂の先発

第7戦の先発を任されたのは大谷翔平。
1回、先頭スプリンガーに安打を許すも、続くルーカス、ゲレーロJr.を連続三振。
冷静な立ち上がりで試合の流れを引き寄せました。

2回には2死満塁のピンチを背負うも、159キロのストレートでヒメネスを空振り三振に仕留め、雄叫びを上げた大谷。
その姿は、まさにドジャースの精神的支柱そのものでした。

3回にスプリンガーの安打からビシェットにスリーランを浴びたものの、崩れずに後続を断ち切る――その気迫は、背番号17が背負う覚悟そのものでした。


ドジャース打線、粘りの反撃

ブルージェイズに3点を先行されるも、ドジャース打線は諦めませんでした。
4回にテオスカー・ヘルナンデスの犠牲フライで1点を返すと、6回にはエドマンの浅いセンターフライで三塁走者ベッツが激走。
わずかなチャンスを得点につなげ、1点差に迫ります。

8回にはベテランマックス・マンシーがソロ本塁打を放ち、ついに1点差。
スタジアムの空気が一気に変わる中、試合は延長戦へともつれ込みました。


山本由伸、延長戦の“神リリーフ”

運命の9回裏、マウンドに上がったのは山本由伸
中1日の登板ながら、疲労を微塵も感じさせない投球でした。

9回、満塁のピンチを迎えるも、ゲレーロJr.を内角ストレートで詰まらせて凡打。
静まり返ったロジャース・センターに、唸りを上げるような歓声が響き渡りました。

延長11回、ウィル・スミスが勝ち越しのソロホームラン。
その裏を無失点に抑えたのは、やはり山本。
最後の打者を打ち取ると、両手を天に掲げ、歓喜の瞬間を迎えました。


MVPは山本由伸!松井秀喜以来、日本人史上2人目

試合後に発表されたワールドシリーズMVP。
その名が「ヨシノブ・ヤマモト」とコールされた瞬間、ベンチは歓喜の嵐に包まれました。
大谷翔平、佐々木朗希らチームメイトが次々と肩を叩き、抱きしめる――。

山本は登板3試合で3勝を挙げ、防御率0.86。
第2戦では9回1失点の完投、第6戦では96球で1失点、そして第7戦で無失点リリーフ。
2009年の松井秀喜氏以来、日本人として史上2人目のワールドシリーズMVPという快挙を成し遂げました。

インタビューで彼はこう語りました。

「最高です。できることは全部できた。このチームで優勝できて嬉しく思います。」

笑顔の裏に、積み重ねた努力と覚悟が滲んでいました。


「太ったら終わり」――ストイックな日常が生んだ栄光

山本はシーズン中から「太ったら終わり」と語り、自分を極限まで律してきました。
栄養管理、トレーニング、睡眠、全てを野球のために捧げる日々。
その徹底した自己管理が、MLBの大舞台での結果につながりました。

身長178cm――決して恵まれた体格ではない。
それでも、彼は自分のスタイルを貫き、精密機械のようなコントロールで世界を制したのです。


日本人選手が変えたドジャース

今季のドジャースは、まさに“日本旋風”のチームでした。
大谷翔平の二刀流復活、佐々木朗希の台頭、そして山本由伸の安定感。
彼らの存在がチームの士気を高め、勝負強さを育てました。

MLBの舞台で、日本人選手たちがチームの中核を担い、歴史を塗り替える――。
それはまさに、野球というスポーツが国境を超えた瞬間でした。


終わりに

ドジャースの球団史上初の連覇。
山本由伸のワールドシリーズMVP。
そして、大谷翔平との“日本人黄金コンビ”が魅せた奇跡のシーズン。

この2025年のワールドシリーズは、間違いなく野球史に刻まれる伝説となりました。
日本人がメジャーの頂点で光り輝く――。
その姿を見届けた私たちは、またひとつ、スポーツの力を信じることができました。

ありがとう、ドジャース。
そして、ありがとう、山本由伸。

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