古古米って本当にまずいの?小泉農水相が進める“備蓄米放出政策”の真実

こんにちは。ミサゴパパです。

最近、スーパーやネット通販で「古古米」や「古古古米」が格安で売られているのをご存じでしょうか?
物価高騰が続くなか、「お米を少しでも安く買いたい」と考える家庭には嬉しいニュースですが、一方で「古いお米ってまずいんじゃないの?」と心配する声も聞かれます。

今回は、政府が進める備蓄米の放出政策の背景と、実際の古古米・古古古米の味や活用法について掘り下げてみたいと思います。


小泉農水相が進める「備蓄米放出政策」とは?

2025年5月、農林水産大臣に就任した小泉進次郎氏は、米価高騰と米離れが進む現状に対し、強い危機感を表明しました。
その対策の一環として、政府が保有する古い備蓄米——いわゆる古古米(2年以上経過)や古古古米(3年以上経過)——を市場に放出する政策を打ち出しました。

特に注目されたのが、これまでの競争入札ではなく「随意契約方式」で迅速に販売を進めた点。大手スーパーや外食チェーンなど、すでに70社以上がこの制度に参加していると報じられています。


古古米・古古古米の「味」はどう違うのか?

「古いお米はまずい」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。

種類保存年数特徴
新米1年以内香りがよく、もちもちした食感
古米約1年香りが少し落ちるが普通に美味
古古米約2年ややパサつき、香りも劣る
古古古米約3年以上粘りが少なく風味はかなり落ちる

ただし、保存状態や炊き方によって大きく差が出ます。
最近は備蓄米も真空パックや低温保存されており、古古古米でも意外と美味しく食べられるという声も少なくありません。


おいしく食べるコツは?

  1. 水加減をやや多めに
  2. 炊飯前に1〜2時間吸水させる
  3. 炊く際に酒やみりんを少量加えると風味UP
  4. 新米とブレンドするのもおすすめ

これだけで、かなり風味や食感が改善されます。炒飯やカレーなど、味の濃い料理に使えば、ほとんど気にならないという人も。


「安さ」だけじゃない、備蓄米の放出が意味すること

この取り組みは、単に安いお米を提供するだけでなく、

  • フードロスの削減
  • 備蓄の効率化
  • 国民の食生活支援

といった複数の目的を持った重要な政策でもあります。

一方で、「地方の米店にしわ寄せが来る」「国産米のブランド価値が下がる」といった懸念の声もあるのも事実。今後は、供給バランスと価格政策の両立が求められます。


まとめ|賢く使えば“古米”は味方になる

「古古米=まずい」という先入観は、少し見直すべきかもしれません。
政府の方針も、ただの価格対策ではなく、持続可能な米消費と備蓄制度の再構築を目指す本気の取り組みです。

家庭でのちょっとした工夫次第で、美味しく・安くお米を楽しむことができる今、試してみる価値は十分あるのではないでしょうか。

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