2月6日は「お風呂の日」――銭湯と温泉がくれる小さな幸せ

こんにちは。ミサゴパパですです。

明日、2月6日は「お風呂の日」です。語呂合わせから生まれた記念日ですが、日本人にとってお風呂は単なる入浴以上の意味を持ちます。身体を清潔にするだけでなく、心をほぐし、日々の疲れを洗い流してくれる大切な時間です。

幼いころ、家のお風呂よりも楽しみだったのは、父に連れられて行った近所の銭湯でした。玄関で靴を脱ぎ、番台のおばちゃんに「こんばんは」と声をかけます。浴場に入ると、湯気が立ち込めるなか、知らないおじさんたちが肩まで湯につかりながら世間話に花を咲かせている。その光景に、なぜか安心感を覚えたものです。

湯船に浸かると、ふわっと体が軽くなり、じんわりと温まります。熱いお湯に耐えられず、父と「もうちょっと!」と競争しながら浸かっていたのが懐かしいです。湯上がりには、定番のコーヒー牛乳。腰に手を当て、一気に飲み干すのが銭湯のルールだと信じていました。

大人になった今は、温泉を訪れる機会が増えました。特に冬の露天風呂は格別で、冷たい空気の中で熱い湯に浸かるあの心地よさは言葉になりません。温泉地の風情を味わいながら、湯の中でぼんやりと物思いにふける時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれます。

ふと気づけば、私もすっかり「お風呂好き」の大人になりました。最近は娘と一緒に銭湯に行くこともあります。昔、父と過ごした時間を思い出しながら、娘とのささやかな時間を楽しんでいます。

お風呂は、ただの習慣ではなく、人と人をつなぎ、心を癒やしてくれる存在です。明日の「お風呂の日」、ゆっくり湯に浸かりながら、大切な思い出を振り返ってみるのもよいかもしれません。

そして、お風呂の魅力はそれだけではありません。健康にも良い影響を与えることが科学的にも証明されています。温かいお湯に浸かることで血流が促進され、疲労回復や冷え性の改善にもつながります。さらに、心を落ち着かせるリラックス効果も期待できます。

最近では、スーパー銭湯やスパ施設など、多様なお風呂文化が広がっています。岩盤浴や炭酸泉、サウナブームの影響もあり、お風呂はますます進化を遂げています。お気に入りの入浴スタイルを見つけるのも楽しみの一つですね。

2月6日の「お風呂の日」、ぜひお風呂の魅力を再発見し、心も体も温まる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

心と体を温める場所:銭湯の日に思うこと
毎年10月10日は「銭湯の日」。東京都江東区の公衆浴場商業協同組合が1991年に制定したこの記念日は、今や全国に広がり、銭湯文化を再認識する機会として多くの人々に親しまれています。「1010」を「せんとう」と読む語呂合わせや、1964年の東京オリンピック開幕日から着想を得ているこの日、私は銭湯

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