スーパーのレシートにため息をつく時代に──“エンゲル係数45年ぶり高水準”のニュースを見て思うこと

こんにちは。ミサゴパパです。

最近、スーパーへ行くたびに感じることがあります。

「えっ、こんなに高かったっけ?」

昔なら、カゴいっぱい買っても5,000円くらいだった感覚なのに、今ではちょっと肉や野菜を入れて、卵と牛乳を買っただけで、あっという間に7,000円、8,000円。

レジで会計を待ちながら、頭の中でそっと暗算をするクセがついてしまいました。

そんな中、総務省が発表したニュースが目に入りました。

“エンゲル係数が45年ぶりの高さ”

──なるほどなぁ、と妙に納得してしまったんです。

今日は、このニュースを見て感じたことを、ミサゴパパ目線で少し書いてみたいと思います。


「支出は増えた」のに、豊かさを感じない理由

ニュースによると、2025年度の家計消費支出は実質0.1%増。

数字だけ見ると「少し景気が良くなったのかな?」と思えなくもありません。

でも、実際に生活している感覚としては、どうでしょう。

正直、豊かになった実感なんて、ほとんどない。

むしろ、

「なんとかやりくりしている」

という家庭のほうが多いのではないでしょうか。

なぜそう感じるのか。

その答えが、“エンゲル係数”という数字に表れていました。


食費が家計を圧迫する時代

エンゲル係数とは、家計の中で食費が占める割合のこと。

今回の数字は28.8%。

1980年以来、実に45年ぶりの高水準だそうです。

これ、かなり象徴的な数字だと思うんです。

昔は「食べることに困る時代」だったから、収入の多くを食費に使っていました。

でも、経済が成長すると、家電や趣味、旅行などに使える余裕が増えていく。

つまり、本来ならエンゲル係数は下がっていくはずなんですよね。

なのに、今また上がっている。

これはつまり、

「生活必需品だけで精一杯」

という家庭が増えているということ。

特に最近の食料品の値上がりは、本当にじわじわ効いてきます。

お米、卵、野菜、調味料、パン、コーヒー…。

何もかも高い。

しかも嫌なのが、“ちょっとずつ上がる”ことなんですよね。

一気に倍になるなら驚くけれど、10円、20円、30円と静かに上がる。

気づけば、毎月の食費が1万円以上増えていたりする。

家計簿を見て「なんでこんなに使ったんだ?」と首をかしげる。

最近、本当にそんな感じです。


「食費を減らしている」のが切ない

今回のニュースで印象的だったのは、

“食料支出は実質0.8%減”

という部分。

これ、かなり切ない数字です。

だって、物価は上がっているんです。

本来なら支出額は増えるはず。

でも実質では減っている。

つまり、多くの家庭が、

  • 安い商品を探す
  • 特売日を狙う
  • 外食を控える
  • 買う量を減らす

そんな努力をしているということなんですよね。

我が家でも最近、

「今日は鶏むね肉にしようか」
「もやし助かるなぁ」
「このお菓子は今度にしよう」

なんて会話が増えました。

もちろん、節約そのものが悪いわけじゃありません。

でも、“楽しみ”を削る節約って、少し心が疲れるんですよね。


それでも人は「必要なもの」にはお金を使う

一方で、ニュースでは車やパソコン、国内旅行などの支出は増えていました。

これもすごく今っぽい。

つまり人々は、

「本当に必要なもの」

にはお金を使う。

Windows10のサポート終了でパソコンを買い替えたり、移動のために車を買ったり。

あるいは海外旅行を控えて、国内旅行を選んだり。

“贅沢”というより、“必要性”や“安心感”を優先している感じがします。

最近は「なんとなく買う」が減りましたよね。

昔みたいに勢いで買うより、

「本当に使う?」
「必要?」
「今じゃないとダメ?」

そんなふうに、一度立ち止まって考える。

みんな、お金に対してすごく慎重になっている気がします。


トイレットペーパー買いだめのニュースを見て

ニュースでは、ポリ袋やトイレットペーパーの購入が増えたともありました。

中東情勢悪化による原油不足懸念が背景にあるそうです。

これを見て、コロナ禍を思い出した人も多いのではないでしょうか。

棚からトイレットペーパーが消えた、あの光景。

あの頃から、日本人の中に、

「何か起きる前に備えておこう」

という空気が強く残っている気がします。

物価高、円安、戦争、不安定な世界情勢…。

なんとなく、

“普通の日常がずっと続く保証はない”

そんな感覚を、みんな心のどこかで持っているのかもしれません。


それでも、暮らしを楽しみたい

でも、こんな時代だからこそ思うんです。

節約だけで毎日を埋め尽くしたくないな、と。

高級レストランじゃなくてもいい。

旅行が遠出じゃなくてもいい。

コンビニスイーツひとつでも、
休日の散歩でも、
家族で食べる鍋でもいい。

小さくても「楽しい」をちゃんと持っていたい。

ニュースの数字を見ると、確かに今の日本の暮らしは厳しい。

でも、数字だけでは測れない温度も、暮らしにはあると思うんです。

スーパー帰りの夕焼けとか、
炊きたてのご飯の匂いとか、
家族との何気ない会話とか。

そういうものを大事にしながら、なんとかこの時代を生き抜いていきたい。

そんなことを思ったニュースでした。


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