
こんにちは。ミサゴパパです。
10月10日は「目の愛護デー」。
この記念日は1931年(昭和6年)に中央盲人福祉協会が提唱し、その後、厚生省(現・厚生労働省)が制定した歴史ある日です。
「10」と「10」を横に並べると、まるで“眉と目”のように見えることからこの日が選ばれたと言われています。日本各地ではこの日に合わせて視力検査や眼病予防の啓発活動が行われており、目の健康を意識するきっかけの日となっています。
現代社会では、私たちの目はこれまでにないほど酷使されています。
スマートフォン、パソコン、タブレット、さらには深夜まで光る液晶画面。気づけば一日中、何かしらのスクリーンを見つめて過ごしている人も多いのではないでしょうか。
便利さと引き換えに、目の疲れやドライアイ、視力低下といった問題が増えています。私自身も仕事でパソコンに向かう時間が長く、夕方になると目の奥が重く感じることがあります。
そんな時に意識したいのが、「目を休ませる時間」です。
1時間に1回は画面から目を離し、遠くをぼんやりと眺める。
お風呂で温かいタオルを目に当てる。
夜は部屋の照明を少し落とし、スマホを置いて静かな時間を過ごす。
どれも些細なことですが、続けていくうちに確かに目が楽になり、気持ちも落ち着くのを感じます。
また、食事の面でも目をいたわる工夫ができます。
ブルーベリーやほうれん草などに含まれるアントシアニンやルテインは、目の健康維持に役立つとされています。
最近ではサプリメントで摂取する人も増えていますが、まずは自然な食事の中で意識して取り入れたいものです。
こうして「目の愛護デー」を迎えるたびに思うのは、
“私たちは目を通して世界を見ている”ということ。
風景の色、家族の笑顔、季節の変化、日常の小さな幸せ——
すべては「見える」ことで感じ取っているのだと気づかされます。
デジタルの時代だからこそ、意識的に“目をいたわる時間”を持ちたい。
それは単に健康のためだけでなく、自分自身を見つめ直すひとときでもあります。
今日という「目の愛護デー」が、あなたにとっても“目を大切にする一日”になりますように。




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