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推理する快感、その極限へ――深水黎一郎『ミステリー・アリーナ』を読み、映画化に思うこと

こんにちは。ミサゴパパです。 本屋で平積みされているのを見かけてから、ずっと気になっていた一冊がありました。深水黎一郎さんの『ミステリー・アリーナ』。「本格ミステリー好きなら避けて通れない」と言われる理由を、読み終えた今、はっきりと理解しました。 この作品、ただの“謎解き小説”ではありません。
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カレーの日に思い出す、給食の匂い

こんにちは。ミサゴパパです。 1月22日は「カレーの日」だそうです。そう聞いた瞬間、私の頭の中に真っ先に浮かんだのは、学校の廊下に漂っていた、あの独特の給食カレーの匂いでした。 午前中の授業が終盤に差しかかる頃、ふっと鼻をくすぐるスパイスの香り。「あ、今日はカレーやな」それだけで、午後の授業が少しだけ楽しく感じ
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種明かしの先に残るもの――『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』を読んで

こんにちは。ミサゴパパです。 東野圭吾さんの作品はこれまで数多く読んできましたが、『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』は、少し毛色の違う、しかし年齢を重ねた今だからこそ深く沁みてくる一冊でした。 この作品は連作短編集で、いくつかの物語が静かにつながっています。名探偵が鮮やかに謎を解く、というよりも、
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突然の解散表明に感じたこと――高市首相「冒頭解散」が私たちに突きつけるもの

こんにちは。ミサゴパパです。 19日夕方、高市早苗首相が記者会見を開き、23日に召集される通常国会の冒頭で衆議院を解散する意向を示した、というニュースが飛び込んできました。いわゆる「冒頭解散」。正直に言えば、「やはり来たか」という思いと同時に、どこか落ち着かない気持ちにもなりました。 国会が始まってすぐの解散
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1月17日を、日常の中で思い起こすということ――SGLで捧げられた黙とう

こんにちは。ミサゴパパです。 1月17日。この日付を見て、胸の奥が少しだけ重くなる方も多いのではないでしょうか。今日は、阪神・淡路大震災から31年という節目の日です。 1995年1月17日、午前5時46分。突然の激震が、神戸を中心とした街の日常を一瞬で奪いました。テレビに映し出された倒壊した高速道路、燃え上
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“中道”は希望か、方便か――立憲×公明『中道改革連合』誕生を、生活者として考える

こんにちは。ミサゴパパです。 朝のニュースを見ていて、思わず手を止めた方も多かったのではないでしょうか。立憲民主党と公明党が手を組み、新党「中道改革連合」(略称・中道)を設立したという報道です。 「中道」という言葉の響きは、いかにも穏やかで、争いを避け、現実路線を選ぶ大人の政治――そんな印象を受けます。
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許されない“国保逃れ”――政治に携わる者の資格とは何か

こんにちは。ミサゴパパです。 今日、どうしても書かずにはいられないニュースが飛び込んできました。日本維新の会の地方議員・元議員による、いわゆる「国保逃れ」問題です。 国民健康保険。それは、会社員であれ自営業であれ、病気やケガをしたときに命と生活を守るため、多くの人が苦しい中でも黙って納めている社会の基盤です。
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小正月という、静かな節目の日に

こんにちは。ミサゴパパです。 今日、1月15日は「小正月」。元日や三が日ほどの華やかさはありませんが、私にとってはどこか心に残る日です。 正月というと、どうしても元日が主役になります。初日の出、おせち料理、初詣。一年の始まりを祝う行事が一気に押し寄せ、気持ちも自然と高揚します。 けれど、小正月は少し違います
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世界は緩やかに、日本は足踏み——世銀「26年成長率予測」から見える不安と現実

こんにちは。ミサゴパパです。 少し気になる経済ニュースが入ってきました。世界銀行が公表した最新の世界経済見通しによると、2026年の世界全体の成長率は2.6%。昨年6月時点の予測から0.2ポイント引き上げられ、世界経済は「緩やかながらも安定成長を続ける」という評価になっています。 一方で、日本の数字を見ると、
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風を味方に、今日も走る——ミサゴパパ流・ランニングの極意と小さな蘊蓄

こんにちは。ミサゴパパです。 私の趣味のひとつに、ランニングがあります。といっても、タイムを競ったり、大会を目指したりするような本格派ではありません。街中を、風を切りながら、ただ自分のペースで走る。それだけのことなのに、不思議と心も体も軽くなり、とても気持ちがいいのです。 早朝や夕暮れ時、まだ街が完全に目を覚ま