book

book

【読書感想】『アフター・ユー』を読んで。「人は本当に、大切な人を理解できているのだろうか」

こんにちは、ミサゴパパです。 先日、一穂ミチさんの小説『アフター・ユー』を読み終えました。 読み始めた時は「失踪事件を追うミステリーかな?」という印象だったのですが、読み進めるうちに、その予想はいい意味で裏切られました。 この作品は、事件の...
book

『おまえレベルの話はしてない』を読んで。夢に人生を食われた二人の物語

こんにちは、ミサゴパパです。 芦沢央さんの『おまえレベルの話はしてない』を読みました。 正直に言うと、またしても将棋のことがよく分からないまま読み始めてしまいました。 タイトルだけを見ると、どこか現代的な人間関係の話なのかなと思っていました...
book

『不老不死の研究』を読んで考えたこと。人はどこまで老いに抗えるのか

こんにちは、ミサゴパパです。 先日、ホリエモンこと堀江貴文さんの著書『不老不死の研究』を読みました。 タイトルだけ聞くと、「不老不死なんてSFの世界の話でしょ?」と思う方もいるかもしれません。しかし実際に読んでみると、この本は決して空想の未...
book

『眠りの森』を読んで感じた、“美しさ”の裏にある人間の弱さと切なさ

こんにちは、ミサゴパパです。 先日、東野圭吾さんの『眠りの森』を読みました。 東野作品といえば、「最後にすべてがひっくり返る」「伏線回収がすごい」といったイメージを持つ方も多いと思いますが、この作品は少し空気感が違いました。 もちろんミステ...
book

スマホに支配されていないつもりだった…『スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険』を読んで考えたこと|ミサゴパパの読書録

こんにちは、ミサゴパパです。 今回は、谷川嘉浩さんの著書、『スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険』を読んだ感想を書いてみたいと思います。 正直に言うと、読み始める前は「スマホ依存についてのありがちな話かな?」と思っ...
book

百年前の“働く女たち”が、こんなにも現代的だったとは──『カフェーの帰り道』を読んで

こんにちは、ミサゴパパです。 最近読んだ小説の中で、じんわりと心に残り続けている作品があります。それが、第174回直木賞受賞作である、嶋津輝さんの「カフェーの帰り道」。 最初は「大正〜昭和初期の女給さんたちの話かぁ」と、どこかレトロな雰囲気を楽しむつもりで読み始めました。ところが、ページをめくるうちに驚かされ
book

情報が世界を支配する時代に、私たちはどう生きるのか——『NEXUS 情報の人類史』を読んで考えたこと

今回は、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の最新作『NEXUS 情報の人類史』を読んだ感想を、じっくりと書いてみたいと思います。上下巻あわせてなかなかのボリュームでしたが、それに見合うだけの深い示唆と知的刺激に満ちた一冊でした。 ■「情報」という視点で読み解く人類史 これまでハラリ氏といえば、『サピエンス全史』や
book

「家は、記憶を生き続けるのか」——芥川賞受賞作『時の家』をミサゴパパが読んで感じたこと

こんにちは。ミサゴパパです。 今回は、第174回芥川賞と第47回野間文芸新人賞をダブル受賞した話題作、時の家(著:鳥山まこと)を読んでみました。 正直に言うと、この作品は“万人受けするタイプ”ではありません。でも読み終えたあと、静かに心に残り続ける——そんな不思議な力を持った一冊でした。
book

法廷という“戦場”へ――呉勝浩『法廷占拠 爆弾2』感想|言葉が凶器になる極限の心理戦

こんにちは。ミサゴパパです。 あの衝撃作が帰ってきました。呉勝浩氏の大ヒット作、爆弾の続編となる法廷占拠 爆弾2を読了しました。 結論から言うと――前作を超えてきました。しかも“別の方向”で。 あの息苦しいほどの密室サスペンスが、今作では“社会そのもの”を巻き込む物語へと進化しています。 ■舞
book

日常に潜む“見えない恐怖”——呉勝浩『爆弾』が突きつける現代社会のリアルと映画化の衝撃

こんにちは。ミサゴパパです。 今回は、呉勝浩さんによる話題の長編推理小説爆弾 を読んだ感想を書いてみたいと思います。 結論から言うと——これは単なるミステリーではありません。 読後にじわじわと効いてくる、“現代社会の不気味さ”を突きつける一冊でした。 ■取調室から始まる、異様な緊張感 物語は、