2024年本屋大賞結果発表

こんにちは。ミサゴパパです。

2024年の本屋大賞が決まりました!

宮島未奈先生の『成瀬は天下を取りにいく』です!

本屋大賞は、日本の書店員が選ぶ文学賞です。2004年に始まり、毎年書店員が直接顧客と接する立場から、一般読者に支持される本を選定します。書店員が自らの経験や読者からの反応を元に、候補作品を決定し、その中から最終的な受賞作品を選出します。

本屋大賞は一般の読者の支持を反映しているため、受賞作品はしばしばベストセラーとなり、文学賞の中でも注目される存在です。そのため、受賞作品は売り上げが伸びることが期待され、作家にとっても重要な評価の一つとなります。

宮島未奈先生の『成瀬は天下を取りにいく』は、滋賀県大津市を舞台に、中学校から高校へとゆっくりと成長していく成瀬あかりと彼女が出会う様々な人々の物語を中心に据えています。西武大津店の閉店イベントの中継に毎日登場したり、M-1グランプリに挑戦したりするなど、生き生きとした青春の一コマを描いています。

幼い頃から自立心が旺盛で、何事も一人でこなすことができる成瀬あかりは、成長するにつれて孤立しているように見えることもありましたが、彼女自身は明るくふんわりとした性格で、日々を楽しく過ごしていました。小学生の頃には、天才的なシャボン玉の技術で地元のテレビ番組「ぐるりんワイド」でも特集され、その後も自分のペースで生活を送り、中学生になっても変わりありませんでした。

この作品は、成瀬あかりを中心に据え、滋賀県大津市を舞台にした連作短編集です。

ちなみに今年の本屋大賞の2位は津村記久子先生の「水車小屋のネネ」、3位は塩田武士先生の「存在のすべてを」でした。是非読んでみたいと思います。

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