
こんにちは。ミサゴパパです。
ミラノ・コルティナ冬季五輪が幕を開け、日本選手団に最高のスタートをもたらしてくれたのが、スノーボード男子ビッグエアの木村葵来(きら)選手でした。五輪初出場、21歳。しかも日本勢金メダル第1号。これ以上ない滑り出しです。
スノーボード最初の決勝種目となった男子ビッグエア。木村選手は1本目でいきなりバックサイド1980(5回転半)を完璧に決め、89.00点でトップに立ちます。2本目はミスが出て順位を落としましたが、ここで崩れなかったのが今大会の主役たる所以。迎えた最終3本目、再び大技をクリーンに着地させ、90.50点。合計179.50点での大逆転優勝でした。

結果だけ見れば派手ですが、その裏側にあったのは、実に“地味”とも言える覚悟です。
大会でひときわ目を引いたのが、スノーボーダーとしては珍しい丸刈り姿。木村選手は「雑念を捨てろ」という父の言葉や、野球好きが高じて短髪の選手に影響を受けたことを理由に挙げています。「生活しやすいし、気合も入る」。このシンプルな言葉が、今大会の彼の滑りそのものを表しているように感じました。

技は超一流、でも考え方は驚くほど素朴でまっすぐ。だからこそ、あの大舞台でもブレなかったのでしょう。
しかも日本勢は木俣椋真選手が銀メダルを獲得し、ワンツーフィニッシュ。日本のスノーボード界が、確実に次の世代へバトンを渡していることを実感させてくれる結果でした。
さらに微笑ましかったのが、金メダルの“ご褒美”について聞かれた際の答えです。
「犬を飼いたい」。しかも、大谷翔平選手の愛犬“デコピン”と同じコーイケルホンディエを希望しているとか。世界の頂点に立っても、夢はとても身近で、等身大。思わず応援したくなります。
丸刈りの若者が、青空の下で放った一跳び。
それは、日本選手団に勢いを与えただけでなく、観ている私たちに「覚悟を決めることの強さ」を教えてくれたように思います。
この金メダルは、まだ始まりに過ぎません。
ミラノ・コルティナ五輪、日本の戦いから目が離せませんね。




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