
こんにちは。ミサゴパパです。
今日は三連休の最終日。朝から少し肌寒く、空気がぴんと澄んでいて、「これは紅葉日和かもしれない」と思わせるような気配が漂っていました。せっかくの休みだし、家族でどこかへ行きたい。そんな気持ちが一致して、私たちは神宮外苑のイチョウ並木へ向かうことにしました。
神宮外苑に近づくにつれ、車窓からちらほら見え始める黄色い葉。到着して並木に足を踏み入れた瞬間、目の前いっぱいに広がる黄金色のトンネルに思わず息をのみました。太陽の光を浴びたイチョウはまるで発光しているようで、その下を歩く人々の表情までも明るく照らしているように感じられました。

落ち葉が歩道に敷き詰められていて、子どもたちは嬉しそうにカサカサと音を立てながら駆け回ります。手で拾い上げては「見て!星みたいな形だよ!」と見せてくるその姿が可愛くて、つい写真の枚数が増えてしまいました。
並木道をゆっくり歩きながら、家族と他愛もない話をする時間は、本当に贅沢だと改めて感じます。普段の忙しさの中では見落としてしまいがちな、子どもの表情や妻との何気ない会話。その一つひとつが、まるで落ち葉のように足元で静かに輝いていました。
途中で温かいコーヒーを買い、ベンチに座ってしばし休憩。カップから立ちのぼる湯気と、ひんやりした空気のコントラストが心地よく、これぞ秋の散策の醍醐味という感じです。ふと見上げると、風に揺れるイチョウの葉が、ゆっくりと落ちては舞い降りて、そのたびに子どもたちが歓声をあげていました。
三連休の締めくくりに、こんな穏やかで、ちょっと特別な時間を過ごせたことに感謝の気持ちが湧いてきます。日常の忙しさに戻れば、またあっという間に時間は過ぎてしまうけれど、この黄金色の景色と家族の笑顔は、きっと心の中で長く残ってくれるはずです。

また来年も、この場所に同じメンバーで来られますように。そんな小さな願いを胸に、帰り道を歩きながら、今日のイチョウ並木の美しさを何度も思い返していました。
イチョウ並木をあとにして駐車場へ向かう道すがら、子どもたちは拾った落ち葉を大事そうに抱えて歩いていました。葉っぱ一枚にも個性があるらしく、「これはきれいな三角!」「こっちはちょっと大きいね」と、まるで宝物を品評するように盛り上がっています。そんな姿を見ていると、紅葉を楽しむという単純な行為が、家族にとっては季節の移り変わりを一緒に感じる大切な儀式のようにも思えてきました。
家に帰り着くと、子どもたちは拾ってきた落ち葉を机に広げて、さらに嬉しそうに観察を続けていました。「これは来年の自由研究に使おうかな」なんて冗談とも本気ともつかない言葉が飛び出し、妻と顔を見合わせて笑ってしまいました。こういう何気ない光景こそ、きっと後から振り返ると宝物のように思えるのでしょう。
帰りの車の中では、子どもたちはすっかり疲れたのか、静かに眠ってしまいました。後部座席から聞こえる寝息のリズムが妙に心地よくて、運転しながら「この静けさもまた、家族で出かけた日のご褒美みたいなものだな」としみじみ。窓の外には、夕方の柔らかな光が都会のビルに反射していて、昼間の黄金色がそのまま溶け込んだような美しい景色が続いていました。

ふと、窓の外を眺めると、夜の風が街路樹の葉を揺らし、昼間の景色とはまた違う静けさを届けてくれます。季節は確実に冬へ向かって進んでいて、今年も残りあと少し。こうして家族で季節を感じる時間を積み重ねていくことが、日々の生活のよい区切りとなり、心のリズムを整えてくれているように感じます。
三連休の最終日というと、どこか寂しさのようなものがつきまといがちですが、今日はその寂しさよりも、温かい余韻のほうがずっと強く残りました。これから冬支度に忙しくなる日々の中でも、今日見た黄金色のトンネルと家族の笑顔を思い返せば、きっと優しい気持ちで過ごしていけそうです。
また季節が進んだ頃、どんな風景を家族と一緒に見られるのか楽しみにしながら、そろそろこの三連休に感謝を込めて、ゆっくり休もうと思います。






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