
こんにちは。ミサゴパパです。
ミラノ・コルティナ五輪、スノーボード女子ビッグエア決勝。
この日の主役は、間違いなく村瀬心椛選手でした。
金メダルという結果だけでなく、
その過程と、競技後に生まれた光景まで含めて、
長く語り継がれる一日になったと思います。
1回目は89.75点でトップ。
しかし2回目は伸び悩み、優勝争いは混戦へ。
迎えた運命の3回目、
村瀬選手はトリプルコーク1440という大技を完璧に決めます。
着地の瞬間、彼女は頭を抱え、
得点が出る前から涙を流していました。
そこには「決めなければならない」4年間の重みが、
すべて詰まっていたように見えました。

結果は逆転の金メダル。
北京五輪で17歳の最年少銅メダリストだった少女は、
4年の時を経て、ついに五輪の頂点へ。
スノーボード女子ビッグエア史に残る、
日本初の金メダルです。
しかし、この日の感動はここで終わりませんでした。
涙ぐむ村瀬選手に、真っ先に駆け寄ったのは、
ニュージーランドのゾイ・サドフスキシノット選手。
強く抱きしめ、去り際に人さし指を立てて、
日本語で一言。
「イチバン~」
中継マイクが拾ったその声に、
胸を打たれた方も多かったはずです。
ゾイ選手自身は2大会連続の銀メダル。
あと一歩届かなかった悔しさがある中で、
それでもライバルを心から称える。
その姿にSNSでは
「優しい」「人柄がにじみ出ている」「人気出るよね」
と称賛の声があふれました。

さらに、銅メダルのユ・スンウン選手(韓国)も
日本語で「オメデトウゴザイマス」と祝福。
国も言葉も違う選手たちが、
同じ舞台で、同じリスペクトを分かち合う。
これこそが、スノーボードという競技の魅力なのでしょう。
村瀬選手は、北京五輪後、
大きな期待とプレッシャーに苦しみ、
ケガにも泣かされました。
それでも「自分がスノーボードを好きでいること」を
もう一度信じ直し、
今日の滑りにたどり着いたのです。
金メダルは、努力の証。
そして「イチバン~」の一言は、
その努力が世界に認められた証。
早起きしてテレビをつけて、本当によかった。
この日の女子ビッグエアは、
勝敗を超えて、
強さと優しさが同時に輝いた五輪の名場面でした。





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