今年の有馬記念は武豊のドウデュースが優勝!

こんにちは。ミサゴパパです。いよいよ年末ですね。年末の風物詩である「有馬記念」が昨日、中山競馬場で行われました。

「ドウデュース」という2番人気の馬が、G1レースで、今年23年に開催された夢の競走を制しました。この馬は、22年のダービー馬でありながらも、大けがを乗り越え、騎手の武豊さんの導きで、GⅠ競走で3度目の勝利を収めました。武豊さんは、20代、30代、40代、50代でのグランプリを制し、史上最多タイの4回目の優勝を果たしました。54歳9カ月10日での勝利は、自身の記録(54歳19日)を更新し、史上最年長のG1優勝となりました。2着は7番人気のスターズオンアース、3着は6番人気のタイトルホルダーでした。

年末の中山競馬場で行われたこのレースは、厚い灰色の雲に覆われた寒々しい空の下で行われましたが、この競走での復活劇はまさに感動的でした。「ドウデュースも私も、帰ってきました」と武豊さんが語ると、スタンドからは熱い拍手と歓声が巻き起こりました。「競馬は本当に素晴らしいですね。メリークリスマス!」とスタンドからの声援に応え、有馬記念での3勝目を手にした武豊さんは、喜びの中で手を挙げました。

スタートでは最後方からの出走となりましたが、経験豊富な武豊さんは落ち着いて待機しました。2周目の3角過ぎから先頭に進出し、直線ではスパート。「計画通りのレースだった。4角での勢いが素晴らしく、最後は何とかしのいでくれた」と語る武豊さんは、スターズオンアースとタイトルホルダーの追撃をかわして先頭でゴールしました。

武豊騎手とドウデュースには、かつてから期待されるものがありました。しかし、10月29日の東京競馬場で右太ももを蹴られ、筋挫傷の大けがを負いました。この間、天皇賞・秋やジャパンCではコンビを組むことができず、テレビ観戦しかできませんでした。「フランスやドバイもそうだけど、ダービーの後は悔しい思いをしてきた。この馬はこんなものじゃないと」-。これまでに話してきた、「現役馬で僕にとって最強のパートナー」という意味を、大舞台で改めて示しました。

先週から騎乗を再開した武豊騎手ですが、療養中は状態が上がらず焦りも感じていました。「ドウデュースの存在は大きかった。通常なら陣営も不安になり他のジョッキーを確保したりすることもあるけれど、『乗れるなら乗ってくれ』って。そういう姿勢がすごく嬉しかった」と述べました。JRA・GⅠ通算81勝目を手にした武豊騎手は、感謝の念を抱きながらこの勝利を喜びました。

レース後、チームは早々に来年の凱旋門賞への再挑戦を表明しました。「この馬は世界レベルだ。フランスやドバイでの経験もあるし、『来年こそは』と期待している」と主戦も頷きましたが、この名手にはまたもう一つ、23年最後の大仕事が待っています。センチュリボンドに騎乗し、ホープフルSでの競走ではJRA・G1完全制覇を狙います。武豊騎手が23年の競馬を最後の最後まで盛り上げることになりそうです。

皆さんにとって2023年はどんな一年でしたか?このブログもまた来年も宜しくお願いします。

皆様、良いお年をお迎えください。

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