こんにちは。ミサゴパパです。
16日に行われた米大リーグの記者投票によるMVPが発表され、ア・リーグではエンゼルスの大谷翔平選手が2年ぶり2度目の受賞を果たしました。1931年の創設以来、93年の歴史を持つ同賞において、史上初めての2度目の満票選出という快挙を成し遂げました。日本からの選手では、マリナーズのイチロー選手が01年に受賞していますが、2度の受賞は初めての偉業となります。
大谷翔平選手はメジャーリーグ6年目にして、投打同時出場を含む135試合に出場しました。打者としてはア・リーグ最多の44本塁打を記録し、初の打撃タイトルを手に入れました。出塁率・412でリーグ1位、長打率・654とOPS1.066は両リーグ最高の数字でした。その他の打撃部門でも、打率.304でリーグ4位、102得点、95打点、20盗塁という成績を残しました。
彼の本塁打は開幕3戦目のアスレチックス戦で始まり、6月には月間15本塁打の球団記録を更新しました。特に7月は9本の本塁打を放ち、2カ月連続で月間MVPに選ばれました。その中でも、7月27日のタイガース戦では、1試合で投打同時出場し、111球の力投で初の完封勝利を収め、その後の第2戦でも2本塁打を放つなど、驚異的なパフォーマンスを見せました。
しかし、8月23日のレッズ戦で右肘のじん帯損傷が発覚し、その後は打者としてプレーしましたが、9月4日の試合前の打撃練習で右脇腹を痛め、シーズンの残りを欠場せざるを得ませんでした。それでも27試合を欠場しながらも、キングに輝き、申告敬遠21個を記録するなど、その打撃力を示しました。
投手としては10勝を挙げ、防御率3.14を記録しましたが、右肘じん帯損傷や右脇腹の痛みのため、シーズンを終えることはできませんでした。それでも、2年連続2桁勝利と2桁本塁打を達成し、ベーブ・ルースに匹敵する記録を残しました。
WAR（勝利のための代表的な指標）は、打者として6.0、投手として4.0を記録し、合計10.0となりました。セミエンの7.4やシーガーの6.9を大きく上回り、MVP候補として大いに注目されました。
彼は3月のWBCでも投打で活躍し、侍ジャパンを世界一に導き、自らもMVPを獲得しました。MVPで幕を閉じる最高のシーズンとなりました。本当に素晴らしいですね。
来年はどこの球団でプレーするのかとても興味深いです。
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