創部10年目の快挙――ニューイヤー駅伝に刻まれた「GMO初優勝」という物語

こんにちは。ミサゴパパです。

お正月の風物詩として、すっかり日本の正月に根づいた「ニューイヤー駅伝」。
今年もテレビの前で、コーヒー片手にじっくりと観戦しました。
そして第70回という節目の大会で、ひとつの大きな物語が完結する瞬間を目にすることになりました。

創部10年目、GMOインターネットグループの初優勝
しかもその勝ち方が、ただの優勝ではありません。
大会新記録――4時間44分00秒。
歴史を塗り替える、まさに「圧巻」という言葉がふさわしいレースでした。

レースを振り返ると、勝負の流れが大きく動いたのは2区だったように思います。
今江勇人選手が見せた区間新の快走。
22人抜きという衝撃的な走りを見せたサンベルクス・吉田響選手とのデッドヒートを制し、GMOはここで一気に主役の座へと躍り出ました。
駅伝という競技の怖さと面白さ――たった一つの区間で、流れはこれほどまでに変わるのかと、改めて感じさせられます。

その勢いを本物にしたのが、5区・太田蒼生選手でした。
箱根駅伝で名を馳せたスターが、実業団の舞台でも堂々たる走りを披露。
46分00秒という区間新記録は、単なる好走ではなく「勝利を決定づける一撃」だったと思います。
テレビ越しにも、後続との差が広がっていく緊張感と高揚感が伝わってきました。

さらに6区では嶋津雄大選手が連続区間新。
昨年の自分を超える走りで、チームの勝利をほぼ確実なものにします。
個の強さとチームの完成度、その両方が高い次元で噛み合った瞬間でした。

そしてアンカーはルーキー・鶴川正也選手。
初めてのニューイヤー駅伝とは思えない落ち着いた走りで、仲間の想いが詰まったタスキをゴールへ。
ゴール前で迎えるチームメイトたちの姿と、フィニッシュテープを切る笑顔を見たとき、思わず胸が熱くなりました。

2016年に創部し、2020年に初出場。
決して順風満帆ではなかったはずです。
それでも出場を重ね、4位という悔しさも味わい、そして10年目で頂点へ。
この優勝は、才能だけではなく「積み重ね」の勝利だったように思います。

ニューイヤー駅伝は、単なるスポーツイベントではなく、
企業の歴史、選手の人生、そしてチームの物語が交差する舞台。
今年のGMOの優勝は、その魅力を改めて教えてくれました。

また来年、この舞台でどんな新しい物語が生まれるのか。
そう思うと、すでに次の正月が楽しみになっています。

――そして、もう一歩踏み込んで考えてみると、今回のGMOの優勝は「ニューイヤー駅伝そのものの変化」を象徴しているようにも感じました。

かつての実業団駅伝は、長年君臨する名門チームと、外国人エースの力が勝敗を左右する世界でした。もちろん今もその要素は健在ですが、近年はそこに大学駅伝で培われたスピード感と勝負強さが色濃く持ち込まれています。
太田蒼生選手の走りは、まさにその象徴でした。箱根で輝いたスターが、実業団という新たな舞台で“主役の走り”をする。その姿に、時代の流れを感じた方も多かったのではないでしょうか。

また、ルーキーの存在感も印象的でした。
駅伝は経験がものを言う競技だと言われますが、鶴川正也選手の安定感は、「若さ=不安」という固定観念を良い意味で裏切ってくれました。
ベテランが流れを作り、若手がそれを受け継ぐ。
GMOのタスキリレーには、チームとしての成熟がはっきりと表れていました。

一方で、惜しくも優勝を逃したチームにも、それぞれのドラマがありました。
ロジスティードの粘り、トヨタ自動車の総合力、JR東日本の安定感。
順位表だけを見れば差は数字で表されますが、その裏には選手一人ひとりの努力と覚悟があります。
だからこそ、この大会は何度見ても飽きることがありません。

正月という少し特別な時間に、人生や仕事、そして「積み重ねることの意味」を考えさせてくれる。
ニューイヤー駅伝には、そんな力があるように思います。
今年のGMOの優勝は、「継続すること」「挑戦し続けること」が、いつか必ず結果につながるのだと、静かに、しかし力強く教えてくれました。

また一年が始まります。
それぞれの場所で、それぞれのタスキを胸に、私たちも走り出す番です。
来年の元日、どんな物語が待っているのか――
その答えを楽しみにしながら、日々を大切に過ごしていきたいと思います。

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