今季インフルエンザで急拡大「サブクレードK」とは?今知っておきたい特徴と予防対策

こんにちは。ミサゴパパです。
今季、インフルエンザが例年より早く、そして大きな広がりを見せています。その中でも特に注目されているのが、「サブクレードK」と呼ばれる新しい系統のインフルエンザA型(H3N2)の変異株です。報道でもたびたび取り上げられていますが、実際どんな特徴があるのか、そして私たちがどう対策すれば良いのかを、今回まとめてみました。


■ サブクレードKとはどんなウイルス?

「サブクレードK」は、インフルエンザA型・H3N2の中の一つの系統(サブクレード)で、ここ数か月で急速に感染者が増えているタイプです。

・従来のH3N2と基本的な性質は同じ
・少し遺伝子が変わっているため、季節性インフルエンザの中でも“新しい派生株”に近い扱い
・海外から日本へも広く流入している可能性

専門家によると、**ワクチン株との「抗原のズレ」**があり、今年のワクチンでできる抗体がやや効きにくくなる可能性が指摘されています。


■ なぜ今、感染が急拡大しているのか?

今季のインフルエンザは、過去10年でも最も早いペースで流行が進んでいると言われています。

理由としては、

  • サブクレードKの流行拡大
  • 季節の変わり目による免疫低下
  • コロナ後の生活戻りによる人の移動増加
    などが組み合わさっているようです。

特にサブクレードKは、近年の中でも広がりやすさが高い傾向があり、医療機関でも患者数の増加が問題視され始めています。


■ 症状は?いつものインフルと違う?

基本的には 従来のインフルエンザA型とほぼ同じ です。
高熱、関節痛、喉の痛み、咳などがメインですが、

  • 喉の痛みが強い
  • 胃腸症状(嘔吐・下痢)がみられる

といった、今年の流行で多いと指摘される傾向もあります。
症状が似ているため、ただの風邪と自己判断しないことが大事です。


■ ワクチンは効くの?接種すべき?

専門家は口をそろえて、
「多少ズレがあっても、重症化予防にはワクチンが有効」
とコメントしています。

確かに、感染予防効果は例年より下がる可能性がありますが、それでも

  • 発症した場合の重症化を防ぐ
  • 周囲の感染拡大を抑える
    というメリットは十分あります。

特に、子ども、高齢者、基礎疾患のある方は、接種しておくことを強くおすすめします。


■ 今できる予防対策5つ

このサブクレードKに限らず、季節性インフルエンザ全般に有効な対策を、改めて整理しておきます。

① 手洗い・うがいをこまめに

最も効果的な基本対策。外出後は必ず。

② 室内の湿度を保つ

湿度が低いとウイルスが増えやすく、喉も乾燥して感染しやすくなります。

③ マスクの着用

人混みや病院など、必要な場面で「ピンポイント」で活用。

④ 体調の早期判断

「喉が痛い」「だるい」など違和感があれば無理をしない。早めに受診を。

⑤ 睡眠と栄養

免疫力を整えるために、基本ですが最も重要です。


■ まとめ:不安になりすぎず、正しい対策を

サブクレードKは、まったく未知のウイルスではありませんが、今季の感染拡大を後押ししている要因のひとつです。
とはいえ、必要以上に恐れる必要はありません。
私たちができる対策は、これまでと大きく変わりません。

早めのワクチン接種、手洗い、体調管理。
この3つが、今年の冬を安心して越えるためのポイントになります。

皆さんもどうか体調に気をつけて、健康にお過ごしくださいね。

いま話題の“隠れインフル”とは?流行期に知っておきたい感染対策と注意点
こんにちは。ミサゴパパです。 今年はインフルエンザが非常に流行しています。診療している中でも、家族全員が同時に発症し受診するケースが増えていますが、その中で気になる傾向があります。 それは、「ほとんど症状がないのにインフルエンザ陽性」というケースが増えていることです。

コメント