
こんにちは。ミサゴパパです。
今年の正月三が日、我が家は家族そろって明治神宮へ初詣に出かけてきました。
毎年どこへ行こうかと少し迷うのですが、「やはり一年の始まりは、ここかな」と自然と決まりました。都心にありながら、あれほどまでに“静けさ”と“祈り”が共存する場所は、そう多くありません。
とはいえ、正月三が日の明治神宮。
覚悟はしていましたが、最寄り駅を降りた瞬間から、すでに人、人、人。老若男女、国籍もさまざまな人たちが、同じ方向へゆっくりと歩いていきます。その光景を見ていると、「ああ、日本の正月だな」と妙に納得してしまいます。
大きな鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめながら進む参道。
ざくっ、ざくっ、という足音が不思議と心を落ち着かせてくれます。都会の喧騒は確かにすぐそこにあるはずなのに、森に一歩足を踏み入れると、空気が変わる。木々の高さ、光の入り方、冷たい冬の空気。子どもたちも、さっきまでの賑やかさが嘘のように、少し背筋を伸ばして歩いていました。
本殿へ近づくにつれ、列はさらに長くなります。
寒さの中で待つ時間は決して短くはありませんが、不思議と苦にはなりません。家族で「今年はどんな一年にしたい?」なんて話をしながら、去年の出来事を振り返ったり、今年の小さな目標を語ったり。こういう“何気ない会話”こそが、実は一番贅沢な時間なのかもしれません。

いよいよ順番が来て、深く一礼。
手を合わせながら、願ったのはとてもシンプルなことでした。
家族が健康であること。
大きな不幸が起きないこと。
そして、一日一日をきちんと大切に生きられること。
若い頃のように「これが欲しい」「ああなりたい」という願いは、年を重ねるにつれて、少しずつ形を変えていくものですね。派手さはなくても、今ある日常が続くこと。それが何より尊いと、しみじみ感じます。
参拝を終えたあとは、おみくじを引きました。
結果に一喜一憂しつつも、書かれている言葉を読むと、どこか背中を押されるような気がします。「驕らず、焦らず、怠らず」。そんな言葉を胸に刻みながら、今年一年の指針にしようと心に決めました。
境内を出る頃には、空も少し明るくなり、参拝客はさらに増えていました。
それでも、心の中は不思議と静かで、穏やか。家族で並んで歩きながら、「今年もいいスタートが切れたね」と自然に言葉がこぼれました。
正月三が日に家族で初詣に行く――
それは特別なイベントではないかもしれません。でも、こうした“毎年変わらない行事”があるからこそ、時間の流れや、自分たちの歩みを実感できるのだと思います。
今年も、慌ただしい日々が続くことでしょう。
仕事に追われ、悩み、迷うこともあるはずです。そんなとき、明治神宮の森の空気や、家族と並んで歩いたあの参道を思い出せたら、少し立ち止まって深呼吸ができる気がします。
皆さんにとっても、今年が穏やかで実り多い一年になりますように。
また、ブログを通じて、日々の気づきや思いを綴っていけたらと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いします。

また、明治神宮の初詣で毎回感じるのは、「人の多さ」と「心の静けさ」が不思議と両立していることです。あれほどの参拝者が集まっているにもかかわらず、誰もがどこか慎ましく、譲り合いながら歩いている。その空気感は、日本人が古くから大切にしてきた“祈りの作法”そのもののようにも思えます。
子どもたちの後ろ姿を見ながら、「こうして一緒に初詣に来られるのも、あと何回あるのだろうか」などと、少し先の未来に思いを巡らせました。いずれそれぞれの生活が忙しくなり、家族全員が揃う機会は自然と減っていくはずです。だからこそ、今この瞬間をちゃんと心に刻んでおきたい。正月の参拝は、そんな“時間の尊さ”を思い出させてくれる行事でもあります。
参道沿いに並ぶ売店や屋台を横目に見ながら、「今年は何を食べようか」と相談するのも、ささやかな楽しみのひとつです。甘酒の湯気に冬の冷えた空気が溶け込み、思わず足を止めてしまう。こうした小さな寄り道も、正月ならではの風景ですね。
帰り道、ふと振り返ると、鳥居の向こうに広がる都会の景色が目に入りました。ほんの数時間前にいた日常の世界に、また戻っていく。その切り替えの瞬間が、なんとも言えず好きです。「さあ、また一年が始まるぞ」と、背中を軽く押されるような気がするのです。
初詣は、何か劇的な変化をもたらしてくれるものではありません。
けれど、一年の始まりに、家族で同じ場所に立ち、同じ方向を向いて手を合わせる。その行為自体が、心を整え、前を向くための大切な“区切り”なのだと思います。
今年も、特別なことはなくていい。
ただ、昨日より少し丁寧に今日を生きること。
家族と笑い合える時間を大切にすること。
そして、自分なりのペースで、一歩ずつ進んでいくこと。
明治神宮の森に包まれながら、そんな当たり前のことを改めて胸に刻んだ正月三が日でした。
このブログも、今年も変わらず、日々の出来事や感じたことを、肩肘張らずに綴っていこうと思います。
読んでくださる皆さんと、同じ時代を、同じように悩み、考えながら歩いていけたら嬉しいですね。
さて、日常はもうすぐ本格始動。
この静かな余韻を大切にしつつ、また一歩、前へ。





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